【今月の目標】
・新入児
喜んで登園し、先生や友だちと好きな遊びを楽しむ
幼稚園の生活の流れや遊具の使い方に慣れる

・進級児
 新しい友だちや先生と遊ぶことを楽しむ
 新入児との関わりの中で進級した喜びをもって生活する         
【今月の約束】
・名前を呼ばれたら「はい!」と返事をしましょう
・挨拶をしましょう
【今月のうた】
年少・年中組
♪チューリップ
♪むすんでひらいて            
♪大きな栗の木の下で         
♪こいのぼり      
♪おつかいありさん

年長組(年少・年中組と同じ歌の他に)
♪さんぽ 
♪森のくまさん
年少組
いよいよ幼稚園での生活が始まります。お母さんと離れることに不安を感じる子もいますが「○○ちゃん、おはようございます」と先生達は名前を呼びながら笑顔で迎え、子ども達と元気に挨拶を交わし、安心して登園できるようにしていきます。
 靴やカバンをどこに置いたらよいのか分からない子ども達に、シンボルネームのマークを手掛かりにして「○○くんのマークは何だろう?」「どこかな?」と一緒に探していき、慣れてくると「僕のはここだよ!」と自分で探すようになります。
 上履の履き方や遊び着の着方も「靴の後ろを引っ張ってごらん」「ボタンの穴はどこかな?」と一人一人に合わせて援助し、だんだんと自分で身支度が出来るようにしていきます。
 お部屋には子ども達が好きな、粘土、ままごと、積木、ブロックなどをすぐ遊び出せるように用意しておきます。すぐに遊びだせる子もいれば、じっとしてなかなか遊び出せない子、友だちの遊びを見て一緒に遊んだような気持ちになっている子と様々でしょう。「おいしいご飯が出来ました。どうぞ、食べてください」と声をかけたり、「牛乳パックの電車でお出かけしよう!」などと、子どもが遊びに入るきっかけを作っていきます。
 不安で泣いている子には、一緒に散歩したり、外で遊びながらその子の好きなもの、興味のある遊びを見つけ、出来たことを認めながら皆の中に入れるようにしていきます。
 少しずつ慣れてくると、安心してそれぞれが好きな遊びを見つけることでしょう。砂場でケーキ作りや粘土でクッキー、お団子作りなど思い思いの遊びが始まります。
年中組
いよいよ年中組になり、一つ大きい組になった喜びから張り切って登園する子や、新入園児に対して楽しみにしている姿を見せてくれる子もいます。進級児でも担任が変わったり、新しいか環境に戸惑う子もいることでしょう。不安なことが何かをしっかり受け止め、自分の荷物の置き場所をシンボルネームで確認するところから、安心して生活できるようにしていきます。「今度は○○マークになったのね」「カバンは、ロッカーにかけるのよね」と一言声をかけるだけで「あーそうか!年少のときと同じなんだ」「ここが私の新しいロッカーなんだ」など場所が違っても身支度の仕方は同じであることに気付かせ、自信をもてるようにしていきます。
 新入園児には、進級児が一緒に手伝い「ここにカバンをかけるんだよ」と教えてあげ、支度をしていきます。先生は「○○ちゃんありがとう」とお互いの名前を知らせて、関わりがもてるようにしていきます。
 はじめは部屋に積み木やままごと、製作コーナーなど今まで遊び慣れたものを用意しておき、自分が遊びたいコーナーで好きな遊びをします。
 新入園児が園庭の滑り台や汽車などの固定遊具に興味をもった時、遊び方を進級児に聞いたり、使い方を見せてもらったりして確認し、安全に楽しく遊べるようにしていきます。
 製作では、ハサミを使って「パッチン切り」「チョキチョキ切り」で焼きそばを作ったり、こいのぼりのうろこを貼ったりしてハサミやのりの使い方を確認していきます。

年長組
一番大きいクラスになり、「年長組になったんだ」「お兄さん、お姉さんになったんだ」と期待をして登園する子ども達です。一方では、新しいクラスに変わったことで不安などもあり、「遊び着はどうしたらいいの?」と聞いてくることもあるので「年中の時と同じよ」と伝えると「あっそうだ。ロッカーにかけるんだった」「ハンカチもポケットに入れるんだ」と何も変わらないことに気づいて自分で行うことで、年長児としての自覚がもてるようにしていきます。
 体操服も一つ一つ脱いだらたたむ、袋に綺麗にしまってかけるなど、今までやってきたことを友達と教え合いながら再確認をして、自分で出来ることは自分で行うようにします。
 遊びでは、自分でやりたい遊びをして前のクラスの子と遊ぶこともあるでしょう。年中組の時にやっていた高鬼など、クラス関係なく大勢で関わる遊びをして、緊張していた子も安心して遊びを通して友だちと関われるようにしていきます。クラスの壁面をみんなで作ったり、「ジャンケン列車」など友達と名前を教え合ったり、2人組で手をつないで触れ合いがもてるゲームを通してクラスの新しい友だちにも意識がもてるようにしていきます。
 また年長組の意識から、年少組の様子を見に行ったり、困っている子を見つけて声をかけ先生に伝えたり、支度など手伝ってあげる姿も見られることでしょう。そこを認め、自信につなげていけたらと思います。