【今月の目標】
(年少組)
・共通のイメージの中で友だちと関わって遊ぶ。

(年中組)
・仲間との遊びを楽しみながら、互いに気持ちを伝え合い、相手の気持ちを感じていく。 

(年長組)
・考えや思いを出しながら生活する
・友達と協力する体験を通し認め合い、支え合う気持ちを持つ。
【今月の約束】
・手洗い・うがいをしっかりしましょう。

・身のまわりの整理整頓をしましょう。
【今月のうた】
年少・年中組
♪どんぐりころころ
♪きのこ

年長組(年少・年中組と同じ歌の他に)
♪手のひらを太陽に
年少組
 朝晩、涼しい季節になりました。先月、台風の影響で幼稚園のイチョウの葉や桜の葉が、園庭にたくさん落ちていました。「あ!葉っぱが落ちている」と、桜組の前辺りに落ちているイチョウの葉を拾い集めました。「先生、こんなにたくさん見つけたよ」「僕のも見て」「お母さんにあげよう」と自分で見つけ、拾い集められた事が嬉しくて手にしっかりと持っていました。「こっちの葉っぱは黄色だよ」「茶色もあるよ」と緑だった葉が黄色に色づき始めている事にも気づくきっかけになったようです。これから気温が下がり寒くなると、子ども達が毎日見ている木々の葉の色が変化していきます。その様子を近くで見ていきながら、秋を感じていきたいと思っています。
 先日の運動会はお家の方のたくさんの応援をありがとうございました。大勢の前で運動会をするのは初めてなので、いつもと変わらない子もいれば、ドキドキした気持ち、近くにいるお母さんと一緒にいたい気持ちを持っていた子もいたのだろうと運動会を終えて感じました。しかし、次の登園では「運動会、楽しかったよ」「今日も運動会をやろう」と運動会は続いています。普段から年長組年中組の競技を目の前で見ていましたが、当日は大勢の声援が聞こえる中で競技を見ると「うるさーい」と耳を押さえる子もいれば「頑張れー!」と自分の声援を届けようと、いつも以上に気持ちが入っている子もいました。「年中組のオバケがやりたい」「年長のリレーがやりたい」と他学年の競技に興味を持ち、最近はオバケの衣裳を借りに年中組に行ったり、リレーをしている年長組に走る順番を教えてもらったりしながら、一緒に遊び運動会ごっこを楽しんでいます。もちろん、ピーマンマンになって「今日はピクニックに行こう」とリュックサックの中にお皿やジュースを入れたり、「カゼヒキキンがいたら、やっつけてやる!」とお家から持ってきた空き箱やカップなどで、武器や携帯電話を作り遊んでいる姿が見られています。手に取りやすく、ラップの芯とカップが簡単に組み合わせられる事からセロハンテープでつけて自分だけの宝物が出来ました。「こんなに長くなったよ」「電気の所にくっつきそう」と長くしていくと「とれちゃった」「またつければいいじゃん」と友だちの一言で気持ちを切り替え、直していました。出来ない事があると先生と一緒にやる事で安心する思いは今もありますが運動会後は多くの方に「よく頑張ったね」と認められた事で自信がついて「自分でやってみよう」という思いが所々で見られています。こういった経験を大切に、子ども達が自分からやりたい事や「○○がしたい」という思いを持った、園生活を送っていきたいと思います。
年中組
 年中になって取り組んだ運動会は、様々な面で成長を感じるものとなりました。夏休み前から、「おばけ家族」シリーズの絵本が大好きになった子ども達。年少の時から目に見えないもの、想像するもので楽しむことが多かったので、あっという間に入り込んでいきました。2学期になって、絵本の読み聞かせをすると、「きららコケのお団子って?」「くもの巣スープだって」「きゅうにや蛇の足って面白いね」と、本の世界をより楽しむようになりました。担任が「おばけの曲」を見つけ、一緒に聴いたり身体を動かしたりすると、面白がって色々な動きをするようになりました。ただ動くだけでなく、お面や衣装を作るようにすると、「親方だよ」「さくぴーみたい」と、おばけになることも楽しみ始めました。
 そんな中、「きららコケ集め」、おかあさんおばけのお手伝いの「洗濯物干し」などを取り入れたところ、夢中になって取り組みました。初めは、「個」が楽しめば満足していたのですが、すぐに「クラスで勝ちたい」という気持ちが生まれ、「みんなで頑張る」「力を合わせる」という言葉が出てきました。そうなると普段でも「ゆりには負けないぞ」「こっちだって!」と言い合う姿も見られるようになりましたが、決してけんか腰ではなく、競技を意識しての発言です。もちろん担任二人も「負けないぞ〜」「勝つぞ〜」と子ども達の前で言い合って、一緒に楽しんでいました。クラスで話していても、「並んでる時に砂いじってたら負けちゃうよ」「みんなのピカピカハートを集めて大きなハートにしようよ」と、今までの「みんなで」とは少し違う気持ちになっているようです。今までは同じことを一緒にすれば楽しかったのが、相手の事を気にしながら、自分も一生懸命になる楽しさや面白さがわかってきたようです。そして当日、対抗戦で勝敗が決まり、喜んだり悔しがったりする経験をし、がんばった事に対する満足感や、達成感を味わったと思います。自分のがんばり、友達のがんばりをお互いに喜びあえる経験をしたことが、相手をより意識して生活することにつながり、一緒に考えたりアイディアを出し合って遊ぶきっかけにもなると考えています。自己主張をしながらも、お互いの思いを気にすることが増えていくように見守っていきたいと思います。   
年長組
 肌寒くなったり暑くなったりと、落ち着かない気候の9月でした。1学期から、暑い時にはしっかり汗を拭くこと、水分補給を十分することなどを意識して生活していた子ども達ですが、2学期はより自分達でどうするべきなのかを考えて行動しているように感じます。園庭で組体操や競技の練習をしていて砂ぼこりが激しいと、「なんだかノドが変な感じ」「うがいしなきゃ」と水道に向かったり、体操着に着替える時に「今日は少し涼しいから肌着は着ておこうかな」と自分で衣服の調整をしたりしています。その成果も出ているのか、お休みの子が多くなることなく、練習に取り組めました。運動会へ向けての活動は日を追うごとに白熱していき、リレーでは「なんで負けたんだろう?」「今度は走る順番を変えてみようよ」「私は走るの苦手だなぁ」「僕がその後ろ走ってあげるから大丈夫だよ」と、自分や友達の得意不得意に気付きながら、クラスみんなで勝つために力を合わせる姿が見られました。桜と藤、お互いの作戦や走る順番を気にしながらも“聞いたり見たりしてはフェアではない”という意識が働くのか、お互いに教えたりすることなく戦ってきた子ども達です。タイヤ引きでは、『3つあるタイヤのうち、多い人数で引っ張っているタイヤは取れるけど、少ない人数で引っ張っているタイヤは取られてしまう』ということに気付き、1つのタイヤを何人位で取りに行けばいいのか相談する様子に、成長を感じました。遊戯は、曲を聴いた時からとても気に入っていましたが、布を使った振りには苦戦していました。しかし、「○○ちゃん、こっち来て!」「□□くん、早く来ないと間に合わないよ!」と友達同士声を掛け合って徐々に隊形移動がわかってくると、布の動かし方にも意識がいくようになり、きれいに動かせるようになりました。組体操は「上手くできるか心配」と緊張している子が多く、時にはやりたくない…と、つぶやく子も見受けられましたが、その反面憧れている気持ちもあり、またクラスのみんなも同じようにドキドキしながら頑張っているということに気付いてからは、誰もが精一杯取り組んでいきました。当日の頑張りで充分見ていただけたかと思います。
 10月は狭山ヶ丘幼稚園との交流会やさつまいも掘りなどの行事も多くあります。また作品展へ向けての取り組みも始まっていきますが、運動会で身に付いた友達と協力する力を充分に発揮して思い切り楽しみたいと思います。